ホンモノ英語習得法
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ことば(言語)を身に付ける
『ことば(言語)を身に付ける』
ということは、簡単に言えば、「文法」という
“約束ごと”
にしたがって、 「語彙」という
“中味”
が組み立てられた言葉[言語]の “しくみ”(構文)を
理解(=「読む」「聴く」)し、さらには、その“しくみ”を利用して
組み立てる(=「書く」「話す」ことにほかなりません。
英語の“約束事”とは?
英語の“約束事”や“中味”が日本語と同じであれば世話はないのは当たり前なのですが、問題は、それどころか、
英語と日本語は言葉の「なりたち」
から 「しくみ」 まで、まるで別物
だから困るのです。
言語学的には「語順」、そして「文」や「論理の展開」は正反対と言ってよく、文化的に見れば、「発想法」が逆であったり或いは大きく異なります。
であればこそ、英語(言語)の習得は、まずもって、“約束事” と表裏一体の関係にある
≪ 英語の特徴と法則≫
をきちんと理解することからから始まる、といっても良いのです。
(⇒ 次項の「 英語のしくみと特徴」 をご参照下さい)
英語の基本構文は 3つ!
ところで、サクセスでは、いわゆる<基本構文>を大きく次の3つに分類して捉えています。
- (1)A=B (AはB「である」:同一・同格・性質・属性・内容)つまり <状態>を示す文
- (2)A⊆B (AがB「にいる/ある/を感じる」:状況・存在・感覚)つまり <静態>を示す文
- (3)A⇒B (AがB「になる/をする」:変化・動作・行為)つまり <動態>を示す文
<状態><静態><動態>から英語の「基本文型」へ!
サクセスは、一般に知られるところの「基本文型」はすべてこれに続く(従属分類される)ものであって、英文の解説や習得もこれら 3つから派生するものとして考えます。
と同時に、特に基礎学習や日常会話の分野では、これらのいずれかの英語感覚をイメージして 「基本文型」 を学習するようにし、また、学問的な文法用語 は 必要以上に用いない こととしています。
英語と日本語のちがいを知る
<英語のしくみと特徴>をとらえる場合には、
「 言語学的なちがい 」
と
「 音声学的なちがい 」
の両面から見る必要があり、これをごく簡潔に一覧化すると、
以下のようになります。
英語の特徴・特性
子音言語 v.s. 母音言語ということ
英語と日本語の「言語学」上の決定的なちがいは、まず第一に、
☆英語は「子音」を軸とした言語☆
であるのに対して、
☆日本語は「母音」を軸とした言語☆
である、ということです。
そして、それゆえに、
☆英語は、子音に母音がくっついた《音節》単位で言葉が発声される☆
のに対し、
☆日本語は、あくまでも母音中心であり、
ゆえに《母音止め》がきれいな音である☆
ということになります。
このことが、翻って「音声学」的には、
☆英語と日本語の発声=発音のメカニズムが全く異なる☆
ことにあわせて、
☆英語→「音節リズム」による強弱・抑揚などのハッキリした言葉☆
であり、
☆日本語→「音の節」がない≒強弱にかける“平坦”な言葉☆
というような、(「語順」と「文の展開」同様に)
《宿命的》なちがい
があります。
「語順のちがい」「文の展開のちがい」
第二点として挙げなければならないのは、
*語順のちがい*
ということと
*文(=論理)の展開のしかたのちがい*
です。
これらの意味するところを一言で言えば、*「語順のちがい」*では、
<英語は伝えるべき情報の重要度に応じて単語を置く
=上流から下流へ“直線的”に進む、「優先度」順>
である一方、
<日本語は周辺的情報から入り、大切な情報は最後に取っておく
=“遠心的”「婉曲(円曲)」法>
という無意識的・客観的特性を持っている、ということです。
また、*文(=論理)の展開のしかたのちがい*でも基本的に同じことが言えると同時に、加えて英語においては、
*語・句や文の≪形容 or 修飾≫が、対象となる
語・句・文の後にもくる*
という、実に fatal (宿命的 i.e.致命的)とも言える“差異”があります。
日本人の英語力が低いワケ…
ほかにも、「時間」や「数」に対する英語の意識・概念・感覚のちがいなど変えることのできない“差異”がいくつかあります。
要は、これこそまさに一大異文化ギャップであって、実は、このギャップをいかにしっかりととらえ、克服し、あるいは逆手にとって“活用する”かによって、英語習得の効率性と熟達度にも“差”が出てくるのです!
このことをしっかりと理解し、学習法そして教授法に生かしてこなかった日本英語教育と学習法への“ツケ”がこれまでに積もり積もって、
《日本人の英語力は世界110位/227国、アジア30位/30国
(2010年度 「TOEFL」 成績国際比較)》
であり、
《世界トップ60カ国・地域の「国際競争力」調査では、
総合314項目で21位、「外国語能力」は、なんと最下位!》
となって表れているのではないでしょうか。
もっとも、このような言語学的観点からすれば、日本人の英語力の低さを、あながち「英語教育法のおくれ」や「島国意識」のせいだけにはできない、とも言えそうな複雑な心境ではあるのですが…。
サクセスによるアプローチ!
※※上記のような根本的課題にまずもって対処し、そうして“解決”していくために、
≪ 言語学的・音声学的アプローチにもとづく教授法≫
が求められ、その 具体的例証の一つ として、 「へん」と 「つくり」で愉しく覚える
≪ 語源学的法則にもとづく語彙力増強法≫
があるのです。このように、これらをいち早くそして斬新的なアイデアで、国際言語である英語教授法の基盤として採り入れているのが<サクセス外語アカデミー>であり、他のページでご紹介した<サクセス・メソッド>に織り込みながら、
≪ホンモノ英語≫
の習得を確固としたものにしているのです。※※※※※※※※※※
―――いま一つ大切な 英語の『音声学的特性』 は割愛し、
実際のサクセスでの授業で披瀝致します―――
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英語学習への基本的アプローチ
『サクセスメソッドとは?』で見たように、
サクセスでは英語力習得向上のための前提概念を
<英語の家>
づくりにたとえます。それをひと言で言い換えれば、
<常に基本を見直す>
ということになります。
加えて、サクセスアカデミーでは「読む」「聞く」「書く」「話す」の
<4技能の核や軸となるもの(いわば根や幹の部分)>、
すなわち「語彙」「語法」「用法」を土台にすえ、
それに立脚したPracticeを積み重ねるのです。
これを、たとえば「英会話力」を軸とした観点から眺めれば、
下図のようになります。
英語学習の鉄則
ところで、言い方を変えれば、英語(語学)のReading、Speaking、Listening、Writingは、同一線上ないし同一エリア内にあり、互いに不可分の関係にあります。
そして、実を言えば、英語学習の本質的な要諦(出発点)は、
英語学習の“軸”は≪読解力の養成≫であり、それにより
英語の「文」のしくみ・成り立ち・構成・きまりごと
を見極めてゆくことにあります *******
いわく・・・≪≪「文」解力≫≫です!
*******英語の「文」のしくみ・成り立ち・構成・きまりごと
が解かれば、「読解・力」はおろか、「作文・力」も思いのほか簡単に身に付くものなのです!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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さらに、具体的なメソッドを交えての*ポイント*を列挙~概説すれば、、、
≫英文を単なる Reading ではなく「音読」することで Listening や Speaking をも兼ねることになる。また、単なる音読ではなく、精解による 「訳出」 によってその<英文(英語)の理解を確認し深める>ことができ、それがそのまま「和文英訳」の下地(素材)をも作っていくことになる。
≫言い換えれば、Close Reading & Active Reading をとおして Recognition [Passive] Vocabulary を Working [Active] Vocabulary へ転換していく作業をしているわけであり、また、そのように意識して行わなくてはならない。
≫英会話であれば、Greeting~Discussion~Debate は連続する延長線上にあり、とりわけ Discussion~Debate は、語彙力の側面からも英語運用力の側面からも、Reading や Writing と同一エリア上にある、こと自明である。
≫さらには、英語には日本語のような「である」体や「です・ます」体がなく、尊敬語や謙譲表現もないので、原則として、「書き言葉」がそのまま「話し言葉」として使える都合のよさがある。(もちろん、英語にも敬語表現 honorific speech があることや丁寧度 degree of formality への気配りなどが必要)
≫加えて今一つハッキリしていることは、
- *「発音できない音[単語]」は聴き取れない
/「誤って発音する音」は誤って聴き取る[覚えてしまう] - *「知らない単語[語法]」は聴き取れないし書けない[使えない]
⇒ つまり、聴き取れない・書けない英語は「きちんと話せない・書けない」
ということであり、これを
<大脳生理学的&音声学的根拠にもとづいて>
合理的に解決しながら、ホンモノ英語を習得する鍵こそが
「音読」 と 「筆記」
にあることを肝に銘ずべき…
と心得てください
つまり、マスターすべき語句・文章は
<必ず声を出して読む>
ことが基本であり、また
<書いて身に付ける>
ものなのです!
(※注1)このことは以前から科学的に証明されており、最近では
東北大学教授川島 隆太博士の
「やさしい足し算を“読み上げ”て答えを“書く”」学習療法
によっていわゆる
<認知障害症>
の改善・予防に顕著な効果があることでも実証され、大きな
驚きと評価を持って受け入れられていることからも明らかです。***
(※注2)補足しますと、
<書いて身に付ける>
とは、文字通り“手で書く”ことであり、パソコンなどで“タイプする”ことではありません。 “手で書く”のと“タイプする”のとでは、効果の面で、「黙って読む」のと「声を出して読む」のとの間の差と同様の大きな開きがあり、このことも、脳波計による電流~血流測定実験で何度も確認されていることなのです!**********
(※注3)さらには
<(相手の)目を見てコミュニケーションする>
ことも、視線を合わせない場合に比べて同様に言語学習を司る“大脳前頭前野”の活動が激増することが確認されています。
この点にも、当サクセス外語アカデミーが
≪ INTRACTIVE=応答式授業≫
を採り入れている理由があるのです!
“言葉は文化である”ということ
さて、“ネイティブ神話”のページで、<日本語との文化的・言語学なちがい>と言いましたが、つまり
「ある習慣や風俗や概念のないところには、
それに対応する言葉[表現]はない」
のです。 英語には「愚妻・愚息」はありませんし、(1語での)「兄・弟」もありません。永年の風土や歴史や宗教や社会制度からでてきた価値観(物事の考え方)の相違をまずきちんと認識し、そしてそれによる無益な誤解や勘違いを排除することこそが、異文化コミュニケーションにあたっての「鍵」だとも言えます。
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と同時に、
『 愉しく解かる英語 』
『 正しく伝わる英語 』
『 誰もが使える英語 』
を目指すサクセスでは、唯一の国際共通語であり国際コミュニケーション・ツールである英語をあえて≪国際英語≫と位置づけ、“訓練式”と言えども
- *愉快爽快な気分で学習でき
- *不必要で無益な誤解や勘違いをできるだけ避け
- *世界のどの国の人々とも意思や情報の共有ができる
<真の異文化・異社会理解コミュニケーション・ツール>
としての英語を教授します。実際に役立つ英語、中味のある英語、そして活き活きと息づく英語こそがほんとうの“生きた英語”であり、
≪ 地球時代のホンモノ英語 ≫
と言えるのです。そのためにも、サクセスの「新」世界標準英語学習法で、
(自分が)理解する英語 → (相手が)理解できる英語
を、いち早くそして確実にあなたのものにしてください!
英語学習体系
すでに別の角度から述べたところですが、
言葉(言語)というものは、
そもそも「読む」「聞く」「書く」「話す」が混然一体となっているものであり、
この4つは相互に不可分の表裏一体の関係にあります。
「交信型英語」を目指して
これまでの“伝統的”な英語教育は、「読む」「聞く」「書く」「話す」を各々別個のものとしてとらえ、これら4技能をそれぞれ独立した教科(分野)として学習してきました。
その中にあって「読む(Reading)」と「聞く(Hearing)」のいわゆる受け身(受信型)の英語に大きく偏った指導が行われてきた結果、
とりわけ日本人の積極的(発信型)英語力、つまり
「話す(Speaking)」と「書く(Writing)」は、極めて低い
というアンバランス見せています。
“入力なくして出力なし”
といいつつも勘違いしてはならないことは、
「入力」なくして「出力」なし!!ということです。
あえて一言で言うならば、日本語を含むどの言語でも同じように、
<語彙>や<語法知識>そして<基本文型>
は大切であり、日ごろからの
「多読」と「多聴」は“使える英語”のための基礎・基本
なのです。
問題は、それとあわせて、科学的根拠に裏づけされた
「出力」に直接つながる「入力」の<質と方法>
を知り実践する、ということにほかなりません!
と同時に、常に五感(の刺激)をフルに活用し、実践的教材を使って英語の“高効率的な入出力訓練”をする・・・サクセス外語アカデミーならではの、まさに
“生きた”ホンモノ英語習得法
をぜひ体感してください!